アレルギー
アレルギーは、免疫反応が本来の目的の範囲を超えて反応していくと、体に様々な不調を引き起こし、疾患に結びついてしまいます。
アレルギーでとくに多いのが花粉症です。
ABOUT HAY FEVER
花粉症が発症する仕組み
花粉(異物)が体内に侵入:花粉中のアレルギーの原因となる物質(抗原)が鼻や目の粘膜に侵入します。
Ige抗体の産生:体が、侵入した抗原を異物と認識します。異物を排除するために、Igeという物質を作り出します。
Ige抗体がヒスタミンなどの化学伝達物質で満たされた肥満細胞に付着・蓄積すると、次に異物が入ってきたときに反応を起こすよう、準備します。
花粉(抗原)とIge抗体の結合:再度花粉が粘膜に侵入してくると、花粉(抗原)が肥満細胞の表面にあるIge抗体と結びつきます。
化学伝達物質の放出を引き起こすヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。
花粉症の発症:放出された化学伝達物質により、神経や血管が刺激されることで、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど様々な症状を引き起こすことで、花粉を体から排除したり、侵入しないようにします。
一度に検査できるのは健康保険上、13項目までです。
13項目まで調べたいアレルゲンを選択することができます。
・鼻炎や喘息の原因となる「吸入アレルゲン」と「食物アレルゲン」の項目がありますが、すべてのアレルゲンが検査可能なわけではありません。特に食物アレルギーは精度が高くないので、採血のみでアレルギーの診断ができるわけではありません。
・ニキビや肌荒れは、一般的には原因がわかりませんので当院では検査を行っておりません。
・金属や化粧品などの「かぶれ」の診断に関しては、特異的IgE検査(RAST)ではなく、皮膚科を受診されてパッチテストを受けられる必要があります。
・当院では遅延型食物アレルギーの検査はできません。
1種類 | 約850円 |
5種類 | 約2,200円 |
10種類 | 約3,800円 |
13種類 | 約4,800円 |
当日に結果の出る項目もありますので、まずはお気軽にご相談ください。